080613_03
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
6月13日 |
080613_03 |
サンケン電気/米バイコー |
ユニット |
電源・アンテナ・高周波部品 |
一般民生用 |
300Wクラスの大出力で厚さが10mmの、従来の10分の1を実現した薄型・小型モジュール電源
サンケン電気は、300Wクラスの大出力ながら厚さ10ミリメートルで従来型に比べ10分の1という超薄・小型のモジュール電源を開発、今秋からサンプル出荷を開始する。
米バイコー社(パトリチオ・ヴィンチアレーリCEO)と共同開発したもので、年内に量産ラインを立ち上げ、09年初めからの量産を予定している。
新製品は、AC―DC変換(1次側)モジュールとDC―DC変換(2次側)で構成している。
この新モジュール電源を用いることで、40インチ以上の液晶TVやPDPTVの壁掛け型を可能とする。さらに画期的な“軽薄短小”の実現により、AV機器や車載機器市場への展開も計画している。
「開発した新モジュール電源は、極限まで部材、部品の使用を削減し、エコ化に貢献できる製品として3―5年をメドに、この分野におけるデファクトスタンダードを目指したい」(星野雅夫・執行役員技術本部副本部長)。
新製品に搭載される半導体素子は、同社の米国子会社「ポーラ・セミコンダクター・インク」(PSI、鈴木善博CEO)で生産する。
モジュールの生産は、同社の生産子会社の石川サンケンとバイコー社(マサチューセッツ州)で行う。量産時には、月産10万個規模を目標に置いている。 |