電波プロダクトニュース
051220_02
60ピコ秒のジッタ特性とスペクトラム拡散機能を備えたプログラマブル・クロック発生器 日本テキサス・インスツルメンツはこのほど、60ピコ秒と非常に優れた周期ジッタ特性と、システム内のスペクトラム拡散機能を備えたプログラマブル・クロック発生器「CDCE906」を発表した。現在サンプル出荷中で、量産出荷は06年第1四半期の予定。価格は2.60ドル(1000個受注時単価)。 新製品は、高精度の周波数設定が可能な高分解能のPLL分周器を内蔵しており、27メガヘルツの水晶振動子から低ジッタのクロック出力を発生できるとともに、一般的なAV機器、およびそのほかのアプリケーションに必要なクロック周波数に関して、ppmオーダーの低い周波数誤差のクロックを提供することができる。 また、3個のPLL(フェーズ・ロックド・ループ)回路を動作中に再設定を行うことができ、最高167メガヘルツまでの単一の基準クロックから6個の出力クロックを発生できる。 さらに、スペクトラム拡散機能や、出力クロックのスルーレート制御、出力クロックの電圧を独立させて、出力クロックの振幅を制御することにより、システムのEMI(電磁干渉)の低減を図っている。 同社のDaVinci製品をはじめとする高性能プロセッサのクロック発生回路として最適である。20ピンTSSOPパッケージで供給される。 |
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