電波プロダクトニュース
051215_01
読み出しスピード200メガbpsの8ピンタイプNOR型4メガビットフラッシュメモリ 三洋電機半導体カンパニーは、8ピンタイプNOR型フラッシュメモリーで、シリアルフラッシュメモリーと同一のパッケージながら、16ビットパラレル品と同等の読み出しスピード約200メガbpsを実現するLE25FW408Aを開発、来年1月からサンプル出荷を開始する。 新製品の4メガビットフラッシュメモリーLE25FW408Aは、一般的な8ピンパッケージ仕様ながら、4ピンを共用する独自の高速インターフェイスを搭載することにより、NOR型16ビットパラレルフラッシュメモリー(8ピンパッケージ)と同等のバースト読み出しスピード約200メガbpsを実現。同時に、業界標準のSPIO/3インターフェイスも搭載している。 新製品により、基板実装面積やフラッシュメモリー用バスの本数を削減でき、プリント基板全体の面積や総数の実現が可能になるとしている。デジカメや携帯電話機などの携帯機器、プリンタなど情報機器、GPSや無線LANなどのモジュールのソフト格納用としての採用を見込んでおり、06年第2四半期で月産20万個を計画している。 今後、8ピンフラッシュメモリーシリーズとしての展開を予定しており、来年6月までに8/16/32メガビット品のサンプル出荷を始める。新たに、高速書き込み機能を付加していく計画。同社フラッシュメモリーのオリジナルな特徴である高速消去機能をプラスし、消去と書き込みまでのトータル速度は、従来比で約6倍高まる。ソフトウエアの書き換え時間を大幅に短縮できるとしている。 |
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