電波プロダクトニュース
051206_03
厚さが0.6ミリの業界最薄クラスで高音圧を実現した積層型スピーカ 北陸電気工業はこのほど、厚さがわずか0.6ミリメートルの業界最薄クラスの積層型スピーカ「HAP-BME-20-13N01」を開発した。 極薄化とともに高音圧を実現しており、デジカメ、ビデオカメラ、MD、携帯電話、ゲームマシンなどの携帯機器に最適。量産を開始した。サンプル価格は300円。 新製品は、同社のコア技術の1つである圧電セラミックをはじめとする材料技術、積層化のプロセス技術を融合して開発した。 独自の高効率低温焼成圧電セラミック材料による高信頼性積層振動板を使用。これによって、直径20ミリメートルで厚さはわずか0.6ミリメートルを実現した。しかも音圧は0.8キロ、1キロ、1.5キロ、2キロヘルツの4点の平均で72dB(デシベル)/1Vrmsと高音圧を達成している。 また、独自の印刷技術によるハンダレス構造を採用しており、環境保全を配慮した設計となっている。 定格入力電圧は1Vrms。共振周波数は1050-1450ヘルツ。 同社は、05年度における営業戦略で新製品の販売比率を30%台に乗せる方針を打ち出している。今回の積層圧電セラミックスピーカの開発も、成長戦略の一環である。 |
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