電波プロダクトニュース
051130_01
チャンネル・サイクル・レート27.3キロサンプル/秒の16チャンネル24ビットのADC 日本テキサス・インスツルメンツはこのほど、バー・ブラウン製品として、クラス最高のチャンネル・サイクル・レート23.7キロサンプル/秒と、42マイクロ秒の最小のレイテンシを提供する16チャンネル、24ビットのADC(アナログ・デジタル・コンバータ)「ADS1258」を発表した。 現在、量産中。価格は8.95ドル(1000個受注時の単価)。 ADS1258は、チャンネル固定モードの場合には、125キロサンプル/秒のデータ・レート、自動チャンネル・スキャン・モードの場合には、23.7キロサンプル/秒のデータ・レートと20ビットの有効ビット数を提供する。 これまで、大多数のデルタ・シグマ型コンバータでは、入力チャンネルの切り替え後、データのセトリング時間として数回の読み出しサイクルの待ち時間が必要であったが、新製品は、セトリング時間が短く、各チャンネルへの切り替え後、ただちに安定したデータを提供できる。 また、0.5イクロボルト/℃のオフセットドリフト、フルスケールの0.0010%(最大値)の積分非直線性誤差、42ミリワットの低消費電力といった特徴も備えている。 パッケージは、7ミリメートル角の48ピンQFPで供給される。 |
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