電波プロダクトニュース
051130_02
青色LEDの発光色を変更する蛍光体を含んだシリコーンゴムの車載用LEDホワイトキャップ 工業用ゴム製造の朝日ラバー(さいたま市大宮区、横山林吉社長)は、LEDの色のばらつきを抑えるLEDホワイトキャップを増産する。車載用途での採用拡大に伴うもの。 来年4月までに、生産能力を現行の月産190万個から月産500万個に引き上げる。 LEDホワイトキャップは、青色LEDの発光色を変更する蛍光体を含んだシリコーンゴム製品。LEDに直接被覆させて使用する。カラーフィルタ式による色の変更に比べ、色のばらつきが少ないという特徴を持つ。カラーバリエーションは、1千色を超える。 用途は、デザイン性を追求する高級車のオーディオパネル、スイッチなど、各種内装照明。電球からLEDへの切り替えとともに採用実績を伸ばしている。 採用車種は、海外自動車メーカーも含め、25車種を超えた。03年3月期に6400万円だったホワイトキャップ関連売上高は、今期は6億7千万円に達する見込み。 販売拡大に伴い、福島県の生産拠点に2ラインを新たに構築し、生産能力を2倍以上に拡大する。投資額は1億円程度。販売数量も07年3月期は、06年3月期の2倍程度を計画している。 横山社長は「今回の増産で、将来的な需要増にも対応できる。来期以降は、車載用途以外にも一般照明など、用途拡大も期待できる」と話している。 |
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