電波プロダクトニュース
051128_02
変換効率95%を実現した600ワットタイプのDC-DCコンバータ イーター電機工業は、変換効率95%を実現したDC-DCコンバータ「ETGシリーズ・600ワット出力タイプ」を開発、サンプル出荷を開始した。サンプル価格は3万9800円。半導体製造装置、医療機器、ハイブリッドカーなどに向け、初年度5000台の生産を見込む。 新製品のテスラコンバータは、米国・テスラコ社/チューク博士の特許回路を用いて開発したもの。スイッチング周波数を従来通りの100キロヘルツ-200キロヘルツで動作させて、磁気損失とスイッチング損失を抑制。特に、複合磁気回路と呼んでいるチョークコイルとトランスを一体に構成して、直流磁束成分を打ち消し合うのが大きな特徴。 600ワット機種は、変換効率が95%と超高効率のため、自然空冷で手のひらサイズ(107×158×40ミリメートル)を実現。また、最大自己損失が32ワット以下のため、ファンレスの自然空冷式として発売することができた。使用環境については、ファンレス無風状態で、周囲温度50℃100%負荷、71℃までディーレーティングで可能。 入力電圧はDC300ボルト。出力は3.3ボルト/120アンペア、5ボルト/120アンペアの2タイプ。既に発売しているフロントエンド(AC部)との組み合わせで、超高効率のAC/DCコンバータを構成可能。 保護機能はOVP、OCP、入力ヒューズを内蔵。付加機能は、リモートコントロール、リモートセンシング、出力±10%調整可能。安全規格は、UL60950-1、CSA60950-1、EN60950-1を申請中、電気用品安全法準拠。環境対応はRoHS指令適合。 |
|
全新製品情報
|
一般電子部品:製品別リスト
|
|
電子デバイス:製品別リスト
|
電子デバイス:用途別リスト|
| ホームページへ戻る
|
次データへ
|