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低電圧動作・温度範囲拡大のフラッシュメモリー内蔵16ビットマイコン32品種  ルネサス テクノロジは１４日、フラッシュメモリー内蔵の１６ビットマイコン「R8C/Tinyシリーズ」として、低電圧動作と広温度範囲品を揃えた４グループ、３２品種の新製品を発表した。１２月から順次サンプルを開始する。量産は０６年７月から月産合計５万個で開始、０７年７月には５０万個に引き上げる。 Ｔｉｎｙシリーズは少ピン、小型、高性能ながら手軽に使用できるのが特徴。 新製品は、３２ピンパッケージ版の「R8C/26」「R8C/27」と２０ピンパッケージ版の「R8C/28」「R8C/29」の４グループ。この結果、Ｔｉｎｙシリーズは合計１８４品種となった。 新製品は、従来品に対し動作電圧の下限を2.7ボルトから2.2ボルトに低電圧化、2.2ボルト-5.5ボルトの動作電圧に拡大した。少ピンながら車載ネットワークのＬＩＮ（ローカル・インターコネクト・ネットワーク）対応のインターフェイスを備え、自動車用途で求められる広温度範囲（マイナス４０-１２５度Ｃ）を備える。また、従来のソフトウエアの大半を流用可能。 これらにより、民生・産業機器、自動車機器などに加え、バッテリ駆動機器など、さらに幅広い用途分野へ展開する。 | ||||||||||||