電波プロダクトニュース
051115_02
携帯電話向けスプリングコネクタ標準品174種類投入 ヨコオはこのほど、携帯電話用に生産が拡大している独自構造のスプリングコネクタ(SPC)について、従来のカスタム対応品に加え、標準品をラインアップし、「標準品スプリングコネクタ Jシリーズ」として12月から販売を開始する。これにより、リードタイム短縮要求や、海外市場および携帯電話以外の市場からのニーズにも応えていく。 生産は、中国・東莞工場で当初月産800万ピンでスタートし、順次拡大を図る。 SPCは、微細精密加工技術を駆使して開発した独自構造のコネクタで、携帯電話の電源・信号用途を中心に、生産を拡大している。携帯電話の設計技術者が設計に自由度を持ってもらうため、いかなる形状・寸法にも対応できる設定のカスタム品での展開を図ってきた。 今回開発のJシリーズは、基板から使用位置までの嵌合長2.5-8.3ミリを網羅可能な1ピン-4ピンタイプのSPCで、計174種類をラインアップ。ストロークは0.5-1.7ミリメートル。作動力は0.9Nまたは1.08N。ピン底面径1.6-2.5ミリメートル。 主な仕様としては、接触抵抗50ミリオームMax、耐久性2万回、耐衝撃性490ミリ/2s、ハンダ耐熱性350℃3秒。 12月からカタログ配布を行い、販売開始する。同社では今後、標準品SPC Jシリーズを武器に、同コネクタを、デジタルカメラやDVCなどのモバイル機器市場に対しても、積極的な拡販を進めていく計画。 |
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