電波プロダクトニュース
051110_02
3.3分の1インチサイズで1.3メガピクセルのCMOSイメージセンサー 米アジレント・テクノロジーズはこのほど、エンハンスト・パフォーマンス(EP)ピクセル・アーキテクチャを採用した3.3分の1インチサイズで、1.3メガピクセルのCMOSイメージセンサー「Agilent ADCC-3960 EP」を発表した。現在、サンプル出荷および量産出荷が可能で、参考価格は5ドル以下(月10万個以上購入時の単価)。このイメージセンサーは、フルSXGAの解像度で15フレーム/秒、VGAモードで30フレーム/秒の性能を持っている。なお、画素寸法は3.3×3.3マイクロメートル。 EPピクセル・アーキテクチャにより、様々な照度条件において、より鮮明で実際の色に近いカラー写真を撮影できる。また、ノイズを10分の1に低減することで、CMOSとCCD間の画像品質の格差を解消している。 さらに、センサーのチップ上にイメージ処理とJPEG圧縮の機能を組み込むことにより、実装スペースや消費電力がかさむコンパニオンチップを不要にし、設計の複雑さと開発期間の削減を可能にする。供給はベアチップ。 主な用途は、高画像品質の携帯電話、PC、セキュリティ、および産業用アプリケーションなど。同社では、2メガピクセル製品のサンプル出荷を06年初めに予定。 |
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