電波プロダクトニュース
051107_02
消費電力を70%低減したハンドヘルド機向けデジタル・プロセッサ ナショナル セミコンダクター ジャパンはこのほど、業界初のデジタル制御式のPowerWiseエナジー・マネジメント・ユニット(EMU)「LP5550」を発売した。価格は520円(1000個購入時の単価)。 新製品は、コンスーマ用バッテリ駆動ハンドヘルド機器に使用されているデジタル・プロセッサの消費電力を低減する高集積ICで、同社のアドバンスト・パワー・コントローラ(APC)および英ARM社のインテリジェント・エネルギ・マネージャ(IEM)技術と併用した場合、デジタル・プロセッサ・コアの消費電力を最大70%低減する。また、LP5550は、同社とARM社が導入しているオープン標準のPowerWiseインターフェイス(PWI)もサポートしている。 さらに、プロセッサ・コア用のアダプタティブ電源電圧降圧レギュレータ1個と、固定電圧レギュレータ3個を内蔵している。 なお、固定電圧レギュレータは、低消費電力システム・オン・チップのI/Oリング、オシレータ/PLLや、メモリーに電力を供給する。 PWIインターフェイスは、デジタル・プロセッサに容易にインターフェイスできるよう、LP5550の機能をコントロールする。 小型の鉛フリー16ピンLLPパッケージで供給される。 |
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