電波プロダクトニュース
051027_01
0.5ミリピッチで変位量±0.5ミリのフローティングコネクタ ケルはこのほど、0.5ミリピッチの狭ピッチながら業界最高クラスの変位量(XY方向±0.5ミリメートル)を有するフローティングコネクタ「DY-FSシリーズ」ハイスタックタイプを開発、販売開始した。 同社では、今回のDY-FSシリーズ・ハイスタックタイプを戦略的商品と位置付け、今後の柱にしていく考え。 すでに販売中のDYシリーズのファミリ製品として開発したもので、DYシリーズのスタック実装高11ミリメートル以上を実現した。DYシリーズ同様の0.5ミリピッチながら、フローティング量はXY方向に±0.5ミリメートルを確保しており、小型でしかも変位量が多いことから、機器の小型化に貢献する。 今回発売するのは、スタック高13ミリメートル(60極)、スタック高14ミリメートル(140極)の2種。順次、60-140極の開発を予定する。スタック高は11-16ミリメートルを展開していく予定。今後は垂直実装タイプへの展開を予定し、幅広いバリエーション展開を計画する。 用途は、カーナビだけでなく、事務機、工業機器、電子応用機器など、様々な電子機器への展開を計画している。 有効嵌合長は1.25ミリメートルで、高信頼設計。自動実装時の吸着面を確保(基板側コネクタ)。鉛フリー対応。位置決めボスの有り、無しの選択可能(フローティング側コネクタ)。 |
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