電波プロダクトニュース
051014_01
携帯機器のLCDバックライト用チャージポンプ方式高効率タイプと低電圧入力・昇圧型インダクタの白色LEDドライバIC2機種 ミツミ電機はこのほど、白色LEDドライバICのラインアップ拡充として(1)チャージポンプ方式高効率タイプ「MM3217」と(2)低電圧入力・昇圧型インダクタタイプ「MM3197XR」の2機種を開発した。それぞれ、06年の6月、3月からともに月産20万個の量産を予定する。 MM3217は、携帯電話やDSC、DVCのLCDバックライト用に開発。近年、モバイル機器のカラー液晶化が進ン、バックライトを高効率の白色LEDで行う方式が主流になっている。特に、携帯電話用白色LEDドライバは、インダクタタイプからチャージポンプタイプ(コンデンサを使用)に移行している。新製品は、他社同等品以上に効率の良いチャージポンプタイプICとして開発。 特徴は、負過電流に応じてスイッチング周波数を可変し、高効率。各LEDの順方向降下電圧のバラつきに対応。昇圧を自動的に切り替える(1/1.5倍)ことで、電池の長寿命化を実現。外付け抵抗による出力電流設定は、高精度(出力電流精度±2%trp)を実現。出力電流マッチング±1.5typにより、各LED間の輝度バラつきを最小限に抑えた。サンプル価格500円。 MM3197XRは、携帯電話やDSC、DVC、PDA、カーナビなどのLCDバックライト用に開発。白色LEDを点灯するためには、通常3-5ボルト電圧を印加する必要があり、特性によって昇圧が必要なケースがある。回路設計上、インダクタやコンデンサで昇圧するのが一般的だが、多点灯制御を行ううえでバラつきを抑えることは重要なファクタとなる。 新製品は、一定の電流を流し(インダクタを使用)、電圧精度をプラスマイナス5%に高めることで、均一な輝度を実現。量産中のMM3097をベースに、オーバーボルテージプロテクション機能を付加し、低電圧入力タイプとした。 LEDを直列接続し、一定電流により全LEDの輝度バラつきを抑えている。入力電圧3ボルトで、最大7灯まで使用可能。サンプル価格200円。 |
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