電波プロダクトニュース
051013_04
中大型液晶パネルのバックライト向け長寿命で超高輝度の青色用無機EL発光材料 茶谷産業とクラレは12日、茶谷産業が発明した超高輝度無機EL発光材料の製品化を目的に共同開発を始めたことを発表、同時に試作製品を公開した。新無機EL材料は青色発光。直流3-10ボルト駆動で5.5ボルト時に60万カンデラ/平方メートルの輝度。35万カンデラ/平方メートルでは2万5千時間輝度変化しない長寿命だという。 一般的な青色無機EL材料では100カンデラ/平方メートル(輝度半減3万時間)、青色有機ELでは1000カンデラ/平方メートル(輝度半減1万時間)とされており「画期的な発明」と茶谷産業の金森二郎副社長。開発は01年から取り組み、今春実用化のメドが立ったという。 茶谷産業は液晶パネル用バックライト、クラレは導光板や塗布素材を扱っており、両社は液晶テレビなど中大型パネル用バックライトの開発を進め、06年末までに完成させる予定。 クラレ新事業開発本部長・吉村展昭上席執行役員は「点発光のLEDに比べ面発光でありシート型も製造可能」と優位点を強調している。 |
|
全新製品情報
|
一般電子部品:製品別リスト
|
|
電子デバイス:製品別リスト
|
電子デバイス:用途別リスト|
| ホームページへ戻る
|
次データへ
|