電波プロダクトニュース
051012_04
12.5x2ミリサイズを実現した特定省電力無線モジュール 北陸電気工業は、特定省電力無線モジュールで12.5ミリメートル角×2ミリメートルサイズを実現した。極小チップ、高密度実装化などの要素技術を融合し、超小型化を達成した。携帯電話、自動車などの分野で市場を開拓。06年度に10億円、07年度には40億円の売上げを見込んでいる。 小型、低背化、高機能化、低消費電力、安価−といった市場ニーズに対応。今年6月には、16ミリメートル角×3ミリメートルサイズ品を開発したが、今回、さらなる小型化を実現したもの。 同社のコア技術は極小チップ、FCBやCOBなどの実装技術、測定・調整技術、設計や評価といったRF技術など。「新製品は高周波事業、システム事業という2事業本部を中心に技術を結集して開発した」(野村和雄常務)。 特に、業界で初めて0402サイズ(0.4×0.2ミリメートル)のチップ抵抗器を隣接接続。そのほかの搭載部品も超小型部品を選定。回路基板には、微細パターンを採用するなど、超高密度実装技術を取り入れている点が大きな特徴である。 同社では、携帯電話向けの超小型無線LANモジュールの市場として、06年度は2000万-3000万個、07年度は1億2000千万-1億3000万個と予想。国内外で積極的に受注活動を展開していく考え。 中期経営戦略では、成長分野に対しての新製品の市場投入を加速。 特に「MEMS技術を使った高機能センサー、0402サイズなどの極小チップ、無線モジュールなどの高機能モジュールの事業拡大」(同常務)を目指している。 |
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