電波プロダクトニュース
051007_06
0.635ミリピッチの次世代基板対基板用コネクタ ケルはこのほど、0.635ミリピッチ基板対基板用コネクタ「8611-FLシリーズ」段差水平接続タイプを開発、近く販売を開始する。 新製品は、遊戯機器(パチンコ、パチスロなど)や産業機器(制御機器、半導体製造装置など)向けの次世代基板対基板用コネクタとして開発したもの。ハーフピッチの半分のクオータピッチコネクタ。すでに販売中の「8600シリーズ」のファミリ製品であり、基板に段差を付けた水平タイプのコネクションに対応する。 水平接続タイプのコネクタで、両面だしコンタクトのため、段差が付いた水平実装となる。実装方式はSMTで、自動実装対応、嵌合長を2ミリ確保し、高信頼性を実現。8600シリーズ同様、産業用コネクタに要求される、がっちりとした設計。嵌合時のガタツキをなくし、嵌合時には確かなクリック感があり、こじりにも強い構造。 モールドの形状により、コネクタの逆挿しを防ぐ誤挿入防止機構付き。基板実装時に位置決めが容易となるボスの有無が選択可能。自動実装用に吸着面を確保するなど、さまざまな工夫がなされ、使い勝手に優れる。 まず140極タイプを開発し、順次、極数バリエーション拡充を図る。今後はスタック実装タイプ、ケーブル対応タイプも順次開発していく計画。これにより産業機器、民生機器を含め、幅広いニーズに対応していく。 同社は、8611-FLシリーズを戦略的製品と位置付け、今後の主力製品に育成していく方針。 |
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