電波プロダクトニュース
051007_07
第3世代通信受信機に最適な12/14ビット低電圧A/Dコンバータ 【ニューヨーク支局】米アナログ・デバイセズ(ADI)はこのほど、ワイヤレス・インフラストラクチャに最適の14ビットおよび12ビットの低電圧A/Dコンバータファミリ「AD9246」、「AD9233」を発表した。それぞれ105、125MSPS(100万サンプル/秒)製品がある。 主力製品である14ビットの125MSPS「AD9246」は、70メガヘルツの入力信号で85デシベルcのSFDR(スプリアス・フリー・ダイナミック・レンジ)を実現。無線通信向けの重要な仕様であるSFDRは、強い妨害信号下でも対象周波数帯域の微弱な信号をとらえることで、基地局の受信機のダイナミック・レンジを拡大する。 「AD9246」は、70メガヘルツ入力時72.25デシベルfsのS/N(シグナル/ノイズ)比と、395ミリワットの低消費電力を特徴とする。高いIFサンプリングレートにより、システム設計の簡素化、コスト削減を実現し、CDMA2000やUMTS、TD-SCDMAなどの第3世代通信受信機に最適と、ADIでは自信を見せている。 14ビットの125/105MSPS「AD9246」と12ビット125/105MSPS「AD9233」は現在サンプル出荷中。量産出荷は06年2月の予定。 1000個受注時の単価は125MSPS「AD9246」48.5ドル、105MSPS「AD9246」39.95ドル、125MSPS「AD9233」26.95ドル、105MSPS「AD9233」22.75ドル。 |
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