電波プロダクトニュース
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車載向け高感度・耐環境特性に優れた広使用温度範囲で小型・送受信兼用タイプの超音波センサー ミツミ電機は、超音波センサー市場に参入する。車載用に主眼を置いた、高感度・耐環境特性に優れた超音波センサー「SUシリーズ」の開発をこのほど完了、06年4月から月産30万個の量産開始を予定する。 近年、大型車や高齢者の増加に伴い、車外情報提供/運転操作支援の必要性が高まってきている。新製品は、こうしたニーズに対応し、車載用途に主眼を置いた超音波センサーを開発したもの。 SUシリーズの特徴としては、φ15×10ミリメートルの小型タイプで、送受信兼用。外形サイズは、φ14-φ20ミリメートルまで可能。使用温度範囲は、マイナス40度-プラス85度Cと広く、密閉型で、車載や屋外での使用に適している。主な用途は、自動車用バック/コーナーセンサー、侵入者警報装置、無人駐車システム、電灯自動点滅、距離計など。 主な仕様は、公称周波数40キロヘルツ。音圧100デシベル typ。静電容量1650pF±20%。感度はマイナス84デシベル typ。反射感度は1.5mVp-p ミリin。残響時間1.0mSec max。 サンプル価格は1000円(φ15ミリ標準タイプ)。生産は、中国の天津三美電機有限公司(天津市)で、06年4月からの量産を予定。 超音波センサーは、自動車用バック/コーナーセンサーやロボット、警報装置などの様々な用途に利用されており、幅広い分野を市場とする。 特に、自動車用バック/コーナーセンサーは、世界的に市場要求が強くなってきており、搭載モデルの増加やアフターマーケット市場の拡大が見込まれている。 同社では、車載用途に適した高感度で耐環境性能に優れた超音波センサーを開発、販売することで、同センサー市場への参入を目指す。 |
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