電波プロダクトニュース
051004_03
世界最小のピエゾ抵抗型3軸加速度センサー 北陸電気工業は、世界最小3ミリメートル角×0.9ミリメートルサイズを実現したMEMS技術のピエゾ抵抗型3軸加速度センサー=写真=を開発、量産を開始した。 3軸加速度センサーはXYZの3軸を1つのデバイスで検知できるもの。特に携帯機器に搭載される小型HDDのプロテクトなどの落下検知で採用が広がりつつある。 同社はこれまで5ミリメートル角サイズ品を量産供給してきたが、今後1インチ以下の超小型HDDの出現などでさらに小型化のニーズが高まるとして今回従来品に比べ体積比5分の1を実現した。 新製品は定格加速度が±2G。出力感度は400ミリV/G。耐衝撃性は5000G。0.7ミリAと0.35ミリAの省電力モード機構が選択でき、しかもアナログ出力で付加機能として、落下検出端子と衝撃検出端子の2つの割り込み出力を装備している。 同社はこれまで、携帯オーディオにおけるHDD保護用などとして、すでに実績を有しているが、今回の小型、高性能品の製品化によって一気に事業拡大を図りたい考え。 中期経営計画の中でMEMSセンサー事業の拡大を打ち出しており、単独売上高では07年度に45億円を見込む。すでに微小フォースセンサーなどを含め、MEMSセンサーを販売しているが、「3軸加速度センサーは携帯機器などでビジネスチャンスが到来しており、重点拡販製品の1つとして取り組みを強化していく」(野村和雄常務)。 |
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