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厚さ５ミリを切るカメラ付き携帯電話向け超薄型オートフォーカスアクチュエータ  ミツミ電機はこのほど、厚さ４・９５ミリメートルを実現した携帯電話用薄型ＡＦアクチュエータ「KAF-02MX」を開発、０６年３月から量産開始する。サンプル価格は3000円。生産計画は、セブ・ミツミ（フィリピン）で、０６年３月から月産３０万個、０６年度下期には月産５０万個を予定。近年、携帯電話へのカメラ搭載率が急増し、画素数も２００万-３００万画素と向上。これに伴い、オートフォーカス（ＡＦ）機能が要求されるようになっている。また、電話本体の携帯性も重視、カメラレンズの機構ユニットも、より薄型化が求められている。 新製品は、こうしたニーズに対応し、現状使用されている機構ユニットを１割以上薄くできる薄型・軽量のオートフォーカスアクチュエータを開発したもの。特徴としては（１）厚さ4.95ミリメートル（２）３メガタイプＣＣＤ・２メガタイプＣＭＯＳカメラに対応（バレル径Ｍ８以下）（３）上面カバーにサスペンションを採用し、耐衝撃性に優れる構造（４）軽量（1.5グラム）など。外形寸法は、14×14×4.95ミリメートル。定格電流１００ミリアンペア ｍａｘ。定格変位0.3ミリメートル 分。主な用途は、カメラ内蔵携帯電話用オートフォーカスや、簡易デジタルカメラ用オートフォーカス。 | ||||||||||||