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地上デジタルテレビ1セグメント放送受信用デジタルチューナーモジュール  ソニーは２７日、携帯電話などのモバイル機器内蔵用の地上デジタルテレビ１セグメント放送受信用小型デジタルチューナモジュール２機種を商品化、今月からサンプル出荷を開始すると発表した。 商品化するのは（１）地上デジタル１セグ放送受信チューナモジュール「SMT-VK1000」と（２）地上アナログテレビ放送、ＦＭラジオ放送対応の地上デジタル１セグ放送受信チューナモジュール「SMT-SK1000」。高周波実装技術により超小型化を図るとともに、消費電力は同社従来品比で約１７％減となる１２５ミリワット（デジタルチューナ部）を実現した。 １セグ放送受信用の基本モジュールであるSMT-VK1000は、外形寸法は、約14.4×15×1.85ミリメートルと、同社従来品比で約３８％小型化を実現。業界初となる１セグ／アナログ放送共用チューナモジュールのSMT-SK1000の外形寸法は約20×24×2.0ミリメートル。Low-IFアーキテクチャの採用などで低消費電力化を図った。独自の高周波技術により業界最高クラスの高入力感度、マイナス１１１デシベルｍを実現。独自のＯＦＤＭ復調アルゴリズムにより、高速移動中でも安定した受信が可能。 用途は携帯電話、ＰＣ、車載機器など。サンプル出荷開始時期はSMT-VK1000が今月、SMT-SK1000が今年１２月。サンプル価格はともに５万２５００円（税込み）。年内に量産体制が整う予定。 | ||||||||||||