電波プロダクトニュース
050927_02
フルHD表示対応デジタルTV向けシステムLSIチップセット 東芝はこのほど、フルHD(1080i)表示対応デジタルテレビ向けに、CPU、MPEG-2デコーダ、グラフィック、高画質化処理の機能を統合したシステムLSI「TC90411XBG」およびHDMIなどの多彩な外部入力のインターフェイス機能を搭載したLSI「TC90111XBG」とで構成するチップセットを開発、今月から量産を開始する。 TC90411XBGは、ハイビジョン放送信号の水平1920画素を圧縮することなくip変換、ノイズリダクション、高画質化処理を行うことが可能で、フルHDパネル解像度の1080i出力ができ、高精細な映像を表現することができる。また、DDR2-SDRAM(333メガヘルツ)に対応したことで処理性能を向上させた。 現在放送されているBSデジタル放送、110°CSデジタル放送および地上デジタル放送にも対応する。 さらに、機能をアプリケーションに合わせて自由にカスタマイズできる独自開発のマイクロプロセッサ「MeP(メディア・エンベデッド・プロセッサ)」を搭載している。パッケージは729ピンPBGA。 TC90111XBGは、高画質なフルデジタル処理のHDMI入力、コンポーネントをはじめとする多彩な外部からのAV入力に対応できる。パッケージは388ピンPBGA。 このチップセットは、米国のデジタル地上放送(ATSC)の規格にも対応している。 なお、新製品は10月4日から千葉市の幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2005」で展示の予定。 |
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