電波プロダクトニュース
050927_03
小型セキュリティカメラシステム用1チップ高速画像処理LSI・画像検知エンジン シャープは26日、高速画像処理LSI・画像検知エンジン「LR38886」を開発し、来年2月から量産出荷すると発表した。業界で初めてカメラ入力インターフェイスを搭載し、動画像のリアルタイム処理を1チップで実現した。 「LR38886」は、高速かつ低消費電力の小型セキュリティカメラシステム。危険や異常を検知した時のみ、その情報、原画像を発信、記録する。また、カメラ入力画像に対しVGAの画面サイズで最大1秒間に50回の高速検知処理が可能となっている。 このほか、入力から検知結果出力までの処理を1チップで実現したのも大きな特徴。カメラ入力インターフェイスを内蔵。車載カメラとの組み合わせで、車外安全確認、車内安全確認などの高度な運転者アシスト機能をコンパクトなシステムで構成。さらに、プログラムの切り替えにより、駐車中の車両周辺監視、車内監視など監視用途と共用できる。 演算処理性能は3000MIPS相当。電源電圧は内部コア1.8ボルト、外部入出力3.3ボルト。消費電力が250ミリワット以下(VGAサイズ、15fps時)。サンプル価格は4200円(税込み)。サンプル出荷開始は06年1月。月産台数は2万個を予定している。 |
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