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光ディスクドライブの光ピックアップ用3波長対応のレーザーダイオードドライバ  ルネサス テクノロジはこのほど、光ディスクドライブの光ピックアップ用に３波長対応レーザーダイオードドライバ「Ｒ２Ｓ３５２００ＮＰ」を開発、１１月からサンプル出荷を開始する。 サンプル価格は１５７５円。量産は、０６年２月から、当初月１万個で開始し、６月から月１０万個で生産の予定。 新製品は、ブルーレイディスク（ＢＤ）またはHD-DVD、ＤＶＤ、ＣＤ用の３つのレーザーダイオードドライバを業界で初めて１チップ化している。従来の複数パッケージでの構成に比べ、実装面積を同社比で約１５％削減しており、光ピックアップを小型化できるとともに、低消費電力化が図れる。 また、ＢＤおよびHD-DVD用ドライバで重要な特性であるスルーレートは、同社で開発した波形補正機能をさらに改良することにより、0.6ナノ秒の高スルーレートを実現、従来品に比べ約２５％改善している。 さらに、ライトストラテジ機能を内蔵しているため、書き込み精度が向上し、ユーザーは基板上で遅延を考慮せずにシステム設計ができるため、開発期間の短縮が図れる。パッケージは、３２ピンＱＦＮで供給される。 | ||||||||||||