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デジタルAV機器向け高性能32ビットマイコン  富士通は、富士通ヴィエルエスアイと共同でデジタルＡＶ機器向け３２ビットマイクロコントローラ（マイコン）「ＭＢ９１３４５シリーズ」を開発、１０月から順次販売を開始する。価格はＭＢ９１Ｆ３４５Ｂ（内蔵フラッシュＲＯＭ ５１２キロバイト）が2000円、ＭＢ９１Ｆ３４６Ｂ（同１メガバイト）が２５００円。販売目標は月４０万個。 新製品は、デジタルＡＶ機器向け高性能３２ビットマイコンＦＲファミリのラインアップを充実させるもので、業界最多となる１１チャンネルのマルチファンクションシリアルインターフェイスを搭載している。 このインターフェイスは、ソフトウエアでＳＩＯ、ＵＡＲＴ、 ２ＩＣのデータ転送方式を切り替え可能で、映像や音声処理などの各種デバイスインターフェイスを仕様に応じて柔軟に対応することができる。 また、高速A/Dコンバータを２ユニット搭載し、同時に２入力のアナログ信号を最小1.2マイクロ秒でA/D変換ができる。さらに内蔵フラッシュＲＯＭ容量が５１２キロバイトと１メガバイトの２製品を用意しており、システムの高機能化によって増大するプログラム容量に対応できる。パッケージは、１００ピンＴＱＦＰまたは同ＬＱＦＰとなっている。 | ||||||||||||