電波プロダクトニュース
050922_02
携帯機器向け高速処理・低消費電力のCISC型32ビットマイコン 東芝はこのほど、業界最大クラスの処理能力と業界最小クラスの低消費電力を実現した32ビットCISC型マイコン「TMP92CZ26XBG」を開発、12月からサンプル出荷、06年第1四半期から量産を開始する。 新製品は、0.18マイクロメートルプロセスを使用し、低消費電力と高性能を実現した32ビットCPUコア「900/H1」を搭載している。そして60メガヘルツ(内部周波数)動作時に業界最大クラスの処理能力約30MIPSと業界最小クラスの消費電力約60ミリワットを実現している。 高速アクセス可能な288キロバイトの大容量RAMを内蔵することで、CPUの処理能力を最大限に引き出すことができ、CISCマイコンでは実現できなかった音声や画像コーデックなどのアプリケーションにも対応できる。 また、カラーLCDコントローラ、USBコントローラ、NAND型フラッシュメモリーコントローラなどの周辺回路を豊富に内蔵している。電子辞書などの携帯機器に最適である。 この製品と完全ピン互換で内蔵RAMの容量を減らした廉価版も開発中である。 この製品は、10月4日から千葉市の幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN2005」で、対応アプリケーション ソフトウエアを搭載した リファレンスボードとともに、デモ展示を予定している。 |
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