電波プロダクトニュース
050921_04
次世代プロセッサCellのチップセットとレファレンスセット 東芝は、次世代プロセッサCellを活用したデジタルメディア機器やコミュニケーション機器などの企画・開発を促進するため、Cellとその周辺チップをセットとした「Cellチップセット」、Cellを用いたシステムの開発評価用ハードウエアおよびソフトウエアのセット「Cellリファレンスセット」を開発した。販売開始時期は06年4月以降を予定している。 Cellチップセットは、Cellプロセッサ、Cellと外部の画像・音声入出力機器をつなぐインターフェイスチップ、Cell駆動に最適な電源システム・チップで構成されている。また、Cellリファレンスセットは、Cellチップセットと各種インターフェイスなどを実装した基板とシステムの安定動作に必要な冷却装置などを筺体に収めた開発支援セット。DVDやHDDドライブなどの周辺機器も組み込まれている。 ソフトウエア関係は、OSなどの基本ソフトウエア、ミドルウエア、開発環境を用意する。 同社では、10月4日から千葉市の幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN2005」の東芝ブースでこれら新製品を展示するとともに、Cellリファレンスセットを用いたデジタル機器のデモンストレーションを行う。 |
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