電波プロダクトニュース
050908_04
広帯域アプリケーションに最適な13ビット250メガサンプル/秒のADC 日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)はこのほど、高い入力周波数において、クラス最高のダイナミック性能を提供する13ビット、250メガサンプル/秒のADC(アナログ・デジタル・コンバータ)「ADS5444」を発表した。現在サンプル出荷中。価格は13000円(1000個受注時単価)。量産出荷は今年第4四半期の予定。 新製品は、広帯域の入力バッファ、高い直線性を持つトラック・ホールド回路、内部リファレンスなど、全機能を内蔵している。入力周波数230メガヘルツにおいて、68デシベルのSN比と、75デシベルのSFDR(スプリアス・フリー・ダイナミック・レンジ)を提供し、ソフトウエアラジオ、基地局のレシーバ、試験・測定システムをはじめとする様々な広帯域アプリケーションに最適。 電源は単一5ボルト、デジタル電源は3.3ボルトで、LVDSと互換のデジタル出力を提供する。諸特性は、工業用温度範囲の-40℃から85℃で規定されている。パッケージは、80ピンTQFPPowerPad。評価モジュールも供給中である。 |
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