電波プロダクトニュース
050908_03
車載電装機器向けFlex Ray対応のコントロール・デバイス 米フリースケール・セミコンダクタはこのほど、自動車電装用デジタル部品を処理するための通信プロトコル(手順)“FlexRay”対応のコントロール・デバイス「MFR4200」の量産を、業界で初めて開始した。車載用FlexRayデバイスの市場投入により、同社は、次世代自動車制御アプリケーション開発推進への貢献を目指している。 自動車メーカーは、FlexRayプロトコルを標準として採用することによって、先進の高速電子制御システムの導入を一括して簡素化し、開発コストと製造コストを抑え、自動車全体の安全性と安定性を向上させることができる。06年には、FlexRay対応自動車の販売が見込まれている。 同社は、FlexRayコンソーシアムのコア・パートナ。今回、量産を開始したMFR4200デバイスは、現在のCAN(コントローラ・エリア・ネットワーク)ソリューションと比較して、10倍ものスループットを実現。「X-by-wireアプリケーションで求められる耐障害性と定時応答性を提供する。 シャーシ制御、ボディー・エレクトロニクスやパワートレイン・アプリケーションに最適で、幅広いマイクロコントローラとのシームレスな統合を実現する。FlexRayは、情報量の多いシステム要求に対応した高速通信を実現することによって、主要な車内ネットワークキング標準(CAN、LIN、MOST)も補完する。 ◇FlexRayコンソーシアム=2000年からフリースケール、フィリップス、BMW、ダイムラー・クライスラーなどが創設企業として、自動車業界のデファクト・スタンダードを目指している。現在、自動車、半導体、ソフトウエア企業など、80社以上がサポートしている。 |
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