電波プロダクトニュース
050905_03
スピーカとヘッドホン用個別アンプが不要な高分解能CODEC 英国のファブレス半導体メーカー、ウォルフソン・マイクロエレクトロニクスはこのほど、MP3プレヤーやFMラジオを聴きながら、携帯電話が使用できるなどの高分解なオーディオCODEC「WM8983」を発表した。 新製品は、ハイファイ録音用のオーディオ・ループバックを備えた専用入出力オーディオミキサー。2つのマイク・アンプ、スピーカ、ヘッドホン、差動またはステレオ・ライン出力ドライバを搭載している。このため、スピーカとヘッドホン用の個別アンプが不要となり外部部品数が減少、実装面積を縮小できる。 5バンド・イコライザの統合により、3Dオーディオ拡張、オートレベル制御、録音リミッタ、さらにオンチップDSPは、デバイスのメーン・マルチメディア・プロセッサのMIPS消費を抑え、パフォーマンスを改善、全体的な消費電力を削減できる。 こうしたDSP(デジタル信号処理プロセッサ)機能によって、携帯電話ではマルチメディア・プロセッサとオーディオCODECだけをオンにして、MP3ミュージックやMPEG4ムービーを再生できる。そのほかのモードには、12S形式での録音とヘッドホン再生のフルミキシング機能を伴う音声通話中のカラオケ機能もある。 同社は、マルチメディアや通信アプリケーション用の高性能ミックスド・シグナル半導体メーカーで米国、アジアに販売オフィスを持ち、日本では森義之氏がカントリーマネージャ。 |
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