電波プロダクトニュース
050905_02
低倍率溶断を実現したチップヒューズ 釜屋電機はこのほど、低倍率溶断を実現したチップヒューズ「FLC16シリーズ」を開発した。携帯電話などの携帯機器に搭載される電池の保護回路に最適。北海道奈井江工場で、月間500万個を見込み、生産を立ち上げた。 チップヒューズは、これまで定格電流比200%の溶断特性が一般的だった。 新製品は、ヒューズエレメントの材料などの独自技術を施すことによって、同140%を実現しているのが大きな特徴。 溶断のグレーゾーンが狭いことで、電源回路における保護回路の信頼性、安全性が一段と向上することになる。 新製品は、サイズが1.6×0.8ミリメートル。定格電流は0.5アンペア、1アンペア、2アンペアの3種。年内には、さらに3種を追加する計画。 材料には、鉛などの環境負荷物質を使用しておらず、06年7月から施行されるRoHS指令対応の仕様。 携帯電話、デジカメ、ビデオカメラなどの携帯機器をはじめ、情報機器、アミューズメント機器、液晶関連などにおける過電流防止といった保護素子として幅広い用途がある。 |
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