電波プロダクトニュース
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65ナノプロセス・1ギガヘルツ動作のメディアプロセッサ用コア 東芝は17日、デジタル家電向けSoC(システム・オン・チップ)などに組み込むメディア・プロセッサMePのハイエンド版コアとして、65ナノメートルプロセスで動作周波数1ギガヘルツの新コア「MeP-h1」を開発したと発表した。 MePは、設計段階において、用途に応じて回路を変更したり、命令を追加したりするといったカスタマイズが可能なコンフィギュラブル・プロセッサで、この方式による1ギガヘルツ動作は世界で初。 新コアでは、高速化の手法として、命令を時分割して多量的に処理するパイプラインの段数を、従来の5段から9段に増やしている。また、信号待ち時間の低減などの調整を行うリオーダー・バッファ回路を取り入れて、ユーザーが命令を追加するカスタム使用にも、プロセッサ全体の処理を常に最適化する設計となっている。 このコアは、設計の記述データの形式で提供されるため、ユーザーが自由に論理合成できる。90ナノメートルなど、ほかのプロセスへの適用も可能である。 今回の技術は、米国カリフォルニア州のスタンフォード大学で行われているプロセッサの国際カンファレンス「HOT CHIPS17」で、現地時間16日に発表された。 |
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