電波プロダクトニュース
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FSB(フロント・サイド・パス)を高速化した64ビットプロセッサ新製品2種 インテルは19日、ハイエンドサーバー向け64ビットプロセッサファミリ「Itanium2」としてフロント・サイド・バス(FSB)を667メガヘルツに高速化した新製品2種の発売を開始した。新製品の価格は9メガバイトキャッシュ品が51万2050円、6メガバイトキャッシュ品が24万1340円(いずれも1000個受注時)。 (関連記事2面) 新製品は、マイクロプロセッサとチップセット・メインメモリー間のデータ伝送を行うFSBを667メガヘルツ動作に対応した。従来の400メガヘルツFSBに比べシステム帯域幅は65%以上拡大した。また、プロセッサコアの動作周波数も従来の1.6ギガヘルツから1.66ギガヘルツに改善するなど、全体的な性能アップを図った。 これにより、科学技術計算や大規模データベースなど大容量のデータ転送を頻繁に行うアプリケーションで処理性能を大幅に向上させる。 667メガヘルツFSBは、06年中の量産を予定するデュアルコア版のItaniumファミリ(開発コード名=Montecito)でも採用を予定。同社は「今回発売した667メガヘルツFSB対応製品は、Montecitoへのスムーズな移行も考慮に入れた設計になっている」とする。 会見した同社マーケティング本部阿部剛士本部長は「マルチコアを含めたスレッドの並列処理化や仮想化、電源管理など、今後も継続してプラットフォーム全体の革新を推進していく」と話した。 |
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