050630_03米TAKイメージング

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日付		メーカー名	製品分類	分類	用途
6月30日	050630_03	米TAKイメージング	半導体集積回路	専用IC	パソコン・OA機器・LAN用

次世代プリンタ・複合機向け最高水準の出力スピードと画質を提供するシステムLSI

パーソナル・フォト・プリンタ市場の急拡大に対応、米ＴＡＫイメージング社（カリフォルニア州、ダグラス・Ｄ・グッドイヤーＣＥＯ）は、次世代プリンタおよび複合機向けシステムＬＳＩ「ＴＡＫ　Ｓ１」を開発、サンプル出荷を開始した。

ＴＡＫ　Ｓ１は、高性能なＳｏＣアーキテクチャを採用し、プリンタメーカーに自由なプログラム設計を可能にする。

また、専用画像処理エンジンの搭載によって昇華型熱転写方式、インクジェット方式ともに業界最高水準の出力スピードと画質を実現している。

現行の他社ソリューションと比べ、約4-5倍の印刷性能を持ち、４００万画素の写真印刷では、昇華型で約2.4秒、インクジェット型で約4.6秒と速い。

パソコンからの出力、デジカメやカメラ付き携帯電話、携帯情報端末など多様な入力機器からシームレスなダイレクトプリントを実現する。

「Ｓ１シリーズは、最速のプリンタコントローラとしてアプリケーションをサポートしている。プリンタメーカーに柔軟性と拡張性のあるソリューションを提供、プラットフォームベースのアプローチでソフトによる差別化を実現できる。プロタイプはすぐ試作が可能で、生産に入れる」（グッドイヤーＣＥＯ）。

同社は、ファブレスメーカーとして生産は台湾のＴＳＭＣに委託、Ｓ１については、0.13マイクロメートルプロセスによりすでに９０％のバグチェックが完了しているという。

ＴＡＫイメージング社の日本における販売代理店は、マクニカと三信電気の２社。

現在、金丸洋一氏が日本担当のジェネラル・マネージャとして駐在する。

「日本市場は、この分野では重要。技術的なサポート体制強化のため０６年中には日本に子会社設立を計画している」（グッドイヤーＣＥＯ）。

同社は、東京ビッグサイトで開催中のＥＳＥＣのＳ１シリーズを出品、デモを行っている。