電波プロダクトニュース
050627_02
ArFスキャナ採用による80ナノメートルプロセスを用いた2ギガビットのDDR2 SDRAMの製品化 エルピーダメモリはこのほど、80ナノメートルプロセスに向けた開発を完了、この最先端プロセスを用いた2ギガビットのDDR2 SDRAMの製品化に成功した。今後、本格量産化に向けての評価・改良を進め、05年度内の量産開始を目指す。 同社は、今回の80ナノメートルプロセスから、ArF(フッ化アルゴン・エキシマレーザー、波長193ナノメートル)スキャナを採用した。 製品化した2ギガビットDDR2 SDRAMは、プロセスと回路/レイアウト設計の最適化により、高速動作DDR2-800(800メガbps動作)品を安定供給する。現行量産品の最高速DDR2-667に比べ、高速性能を約20%向上した。 また、システム上の低消費電力化や、熱特性改善に貢献する動作電流の低減も図った。現在、量産中の100ナノメートルプロセス1ギガビット品とほぼ同等の電流特性を確認している。 標準メモリーモジュール(DIMM)搭載可能なチップサイズ。さらに、高さ30.00ミリメートルのレジスタードDIMMや、30.35ミリメートルのFB-DIMMへの搭載可能なチップサイズを実現した。 これらの製品の特徴により、同社はサーバーをはじめとする大容量、高品質のDRAM搭載システムの高機能/高性能化に貢献できる、としている。 |
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