電波プロダクトニュース
050610_07
スピンコート法による有機色素系記録材料を用いた片面1層25ギガバイトの次世代ライトワンス型光ディスク パイオニアと三菱化学メディアは9日、共同でDVD-Rの製造などと同じスピンコート法により有機色素系記録材料を用いた次世代ライトワンス型光ディスクの開発に成功。片面一層25ギガバイトの記録容量で次世代大容量光ディスクの「ブルーレイディスク(BD)」に相当。 両社はブルーレイディスクアソシエーション(BDA)に対し、BD-R規格としての規格提案を今後行っていく。 試作品は1.1ミリ厚のポリカーボネイトを基板に用い、反射膜上にスピンコート法で有機色素系記録材料を製膜した記録層と0.1ミリのカバー層で構成され、ジッター6.0%、反射率40%と再生専用BDと同等の特性を備える。 スピンコート法は、すでに実用化されているCD-R、DVD-Rなどの記録層の製法と同様であり大規模な設備投資は必要なく短いタクトタイムでディスクを製造することができる。 今回発表を行った三菱化学メディアは、8日に東芝などと共同で次世代大容量光ディスクのもう一方の陣営である「HD DVD」のライトワンス規格で有機色素材料を使う同等の技術と量産化技術の確立を発表したばかり。 両陣営で使用される有機色素材料に関しては「HD DVDで使用するものは当社と東芝、林原生物化学研究所で共同開発したもの。BDで使用するものは当社が開発した。ディスク構造も違うため、違う材料を用いている」(三菱化学メディア)。 |
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