電波プロダクトニュース
050606_01
ナノサイズの超微粒子化により低粉末抵抗値を実現したアンチモンフリータイプの酸化錫系導電性粉末 三菱マテリアルは、全額出資子会社・ジェムコが開発したアンチモンフリータイプの酸化錫系導電性粉末「S-2000」の販売を開始した。 初年度は5000万円の売上げを見込む。 新製品は、塗料化して合成樹脂フィルム上に透明導電膜を形成、フィルムに対し徐電、帯電防止、粉塵吸着防止の機能を付与するもの。従来から販売するアンチモンフリー酸化錫系導電性粉末「S-1」の工程を最適化することで、ナノサイズの微粒子化が可能、アンチモンドープされていないにもかかわらず、10-50オームという低い粉末抵抗値を実現している。 同粉末を使用したフィルムは、ディスプレイ周辺材料、半導体周辺材料、包装材料に使うことができる。 |
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