電波プロダクトニュース
050606_02
携帯電話の画像転送などに最適なフラッシュメディアコントローラとIrDAコントローラを1チップ化したIC 米スタンダードマイクロシステムズ(SMSC、日本法人=SMSCジャパン)は、フラッシュメディアコントローラとIrDA(赤外線データ通信)コントローラをワンチップ化した「USB2230」のサンプル出荷を開始した。価格は1万個受注時4.99ドル。 新製品は、カメラ付き携帯電話で撮影した画像を赤外線によるワイヤレス通信でテレビやセットトップボックス、プリンタ、パソコンなど、電子機器に転送するシステムを低価格で実現。IrDAに加え、これらの電子機器に搭載が進むフラッシュメディアのコントローラ機能を搭載。IrDAとフラッシュメディアを1本のUSB2.0接続により、ホストと接続でき、部品点数の削減、柔軟な製品設計が可能になる。 対応するフラッシュメディアは、SDカード、メモリースティック、コンパクトフラッシュなど15種類。IrDA高速赤外線(FIR)プロトコルを利用した4メガbpsのデータ通信速度を持ち、VGA品質画像を3秒程度で転送できる。 同社日本法人の吉田洋介副社長は「ノイズに強く、高速通信が可能なUSB2.0接続対応なので、前面に赤外線・フラッシュメディアポート、裏面にシステムボードがあるデジタルテレビのように、ポートとボードが離れているような製品に最適。家電用途での受注が期待できる」とする。 パッケージは、128ピンTQFP。量産開始は今月を予定している。 |
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