電波プロダクトニュース
050525_03
幅広くオーディオ・アプリケーション機器に新規DSP処理能力を付加できる浮動小数点DSP3種 日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)は24日、新しい浮動小数点コア採用したオーディオ製品向け浮動小数点DSP(デジタル・シグナル・プロセッサ)「TMS320C6722」「同C6726」「同C6727」の3品種=写真=を発表、サンプル出荷を開始した。量産は第4四半期を予定している。価格は、C6722(200メガヘルツ動作)が9.95ドル、C6726(250メガヘルツ動作)が14.10ドル、C6727(300メガヘルツ動作)が19.95ドル(いずれも大量受注時価格)を予定。 新製品は、1ドル当たり最高130MFLOPS(1秒間に1億3千万回の浮動小数点演算命令を実行)という価格性能比を実現。放送機器、会議用システム、電子楽器、プロ・オーディオ・レコーディング機器などの幅広いオーディオ・アプリケーションにこれまでにないDSPの処理能力を組み込むことができる。また、C言語対応のVLIWアーキテクチャを採用し、アプリケーションのパフォーマンスを飛躍的に向上させる。 新DSPコアは、搭載レジスタを32本から64本へと倍加し、レジスタ・バウンド・カーネルの性能を強化するとともにコンパイラの最適化をより容易にし、浮動小数点の加算命令をこれまでの2つから4つ同時に並列処理できるようにしたことでFFT処理が20%と飛躍的に向上している。 |
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