電波プロダクトニュース



050518_02
 
日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
5月18日050518_02 日本TI 半導体集積回路 マイコン・DSP 一般産業用

コア性能向上とI/O帯域を従来比12倍に拡張することに成功した最高性能DSP



日本TI(山崎俊行社長)は、コア性能の向上とI/O帯域を従来に比べ2倍から12倍に拡張する同社のDSP(デジタル信号処理プロセッサ)製品としては最もパフォーマンスの高い「TMS320C6455」を開発した。6月27日からサンプル、第3四半期からの量産出荷開始を予定。開発に当たっては、日本のカスタマのニーズをかなり意識しており、日本市場でのビジネス拡大を計画している。

新製品は、現行の1ギガヘルツDSP「C64x」コアに広帯域統合ペリフェラル(プロセッサ間通信用Serial RapidIO=SRIO)をはじめ、ギガビット・イーサネットMAC、DDR2外部メモリー・インターフェイス、さらに2メガバイト内部メモリーなどの機能とペリフェラルを追加した。

C64xコアと比較して、2倍の積和演算命令を実現している。また、新インストラクション・セット・アーキテクチャ(ISA)により、サイクル効率を20%以上向上、さらに20-30%のコードサイズの削減により、低システムコストを実現する。

既存の開発環境とアプリケーション・ソフトウエアにより開発を迅速にできるのも特徴。

対象とするアプリケーションは、HDビデオ・インフラストラクチャ、通信ネットワーク、イメージング機器など。

| 全新製品情報 | 一般電子部品:製品別リスト |
|
電子デバイス:製品別リスト | 電子デバイス:用途別リスト|
|
ホームページへ戻る | 次データへ |