電波プロダクトニュース
050516_02
ワイヤレスBBの基地局とアクセスポイント向けRF用チップセット 日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)はこのほど、ワイヤレス・ブロードバンドの基地局、およびアクセス・ポイント向けに、RF(高周波)用チップセット「TRF11xx」(2.5ギガヘルツ帯)「TRF12xx」(3.5ギガヘルツ帯)および「TRF24xx」(5.8ギガヘルツ帯)を発表した。現在、サンプル出荷中。 新チップセットは、無線通信基地局や無線アクセスポイントをはじめ、装置間を接続するバックホール回線、ポイント・ツー・ポイントのマイクロウエーブ回線や、パブリック・セーフティ・バンドなどのアプリケーション向けに、IEEE802.16d/e標準規格に準拠したRFフロントエンドに適応できるよう設計されている。 このため、WiMAXやWiBroなどの新しいアプリケーションだけでなく、既存のFWAでも使用できる。 TRF11xxと同12xxチップセットには、それぞれの周波数帯に最適化されたパワーアンプTRF1123と、同1223が含まれている。TRF1123は2.1-2.7ギガヘルツ帯、同1223は3.3-3.8ギガヘルツ帯をサポートしており、複素OFDM(直交周波数分割多重方式)での使用時に、45デシベルm以上のOIP3(第3次インターセプト・ポイント)を提供する。 TRF24xxは、同2432と同2436の2つのチップだけでトランシーバを構成することができ、4.9-5.9ギガヘルツ帯をサポートする。このチップセットは、複素I/QインターフェイスのTDDモードで使用することができる。 |
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