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過酷な条件下でも接触信頼性に優れる防水2方向検知型検出スイッチ  アルプス電気は１２日、水気やほこりなど、過酷な条件下でも接触信頼性に優れ、かつ広いオンストローク角度を実現した防水２方向検知タイプ検出スイッチ「ＳＳＣＮシリーズ」を開発、サンプル出荷を開始したと発表した。 新製品は、車載用のメカニズム駆動検知用や、家電、そのほかの水まわりで使用する機器のメカニズム検知用など、幅広い用途に対応する汎用スイッチとして開発したもの。同社固有の精密加工技術を応用することで、固定接点を両側から挟み込むクリックタイプの両面しゅう動接点構造を採用。これにより、ちり、ほこり、振動や衝撃に強い、高い接触信頼性を実現するとともに、動作音がなく静音性に優れている。スイッチの動作機構部分をゴムで覆い、高い防水性を発揮する。耐水性能は、ＩＥＣ規格ＩＰ６７を満足。 オンストロークを片側30°と広く取ることにより、動作位置の累積誤差が大きくなりやすい駆動メカニズム内での設計自由度の向上に貢献。 また、広いオンストローク角度を保ちながらも、同社独自の機構設計により小型化を実現し、車やセット製品での省スペース化にも貢献する。 外形寸法は、13.0×25.0×5.0ミリメートル。最小定格は、0.01ミリアンペア５ボルトで、省エネに貢献する。 サンプル価格は３１５円。生産計画は、０６年３月にはコンポーネント事業部古川工場（宮城県古川市）で月産２０万個を予定。 |
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