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45ミリ角厚さ15ミリの業界最小サイズで静音実現の高性能ファン  TOTOは、電子機器の小型化、高性能化に対応、業界最小サイズの高性能ファン（シロッコファン）を開発、6月から本格販売を開始する。 同社の高性能ブロアファンの販売実績は、04年度では210万台を記録したが、05年度は新製品の投入などで、250万台を計画している。 同社はこれまで、100ミリ角、75ミリ角、50ミリ角を揃えているが、新たに45ミリ角の「TYF500」を開発、6月から販売を開始する。 同製品は、45ミリ角、厚さ15ミリの最小サイズで、最大風量0.1立方メートル／分、最大静圧280Pa、最低騒音値34デシベル（定格時の実力値）。特定使用点において、他社の同サイズ品より7デシベルの静音化を実現している。 静音化は、高回転を可能とする薄い羽根を、バランスよく成型することが可能な金型技術、コンピュータ流体解析による羽根とスクロール形状の最適化、小型モーターの開発による風量特性の改善、などで実現した。 同社では、サイズが小さいため、セットサイズの制限がある場合に最適であることから、プロジェクタ、リアプロジェクションテレビをはじめ、OA機器、ゲーム機など、ファンの静圧と静音性が求められる分野などを対象に販売展開していく。 |
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