電波プロダクトニュース
050419_02
WCDMAエントリーレベルとデータ通信機器向けチップセット 【ニューヨーク支局】CDMA技術開発の米クアルコムは、チップセット「MSM(モバイル・ステーション・モデム)6225」をWCDMA市場のエントリー・レベルとデータ通信機器にサンプル出荷を開始した。 同チップセットは、デジタルカメラやビデオ・プレイバックなどを含むマルチメディア機能をサポートするソリューションで、携帯端末メーカーは低コストでWCDMA対応機種を開発できる。 同チップセットには(1)90ナノプロセス技術(2)周辺装置との接続を可能にするブルートゥース機能(3)384キロbpsデータ伝送能力(5)1.3メガピクセルデジタルカメラ機能などを搭載する。 同チップセットはWCDMAと、4バンドGSMにも対応。企業向けの低コスト、高機能のワイヤレス機器を開発するワイヤレス・データカード・メーカーにも有益だ。 クアルコムの「バリュー・プラットフォーム」には「MSM6000」「6025」「6050」「6200」「6225」のチップセットがあり、CDMA2000 1XとWCDMA市場で音声通信、データ通信が可能で、世界規模で通信可能な低コストプラットフォーム・チップセットだ。 |
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