電波プロダクトニュース
050415_03
変換効率96.5%実現の300W出力タイプDC-DCコンバータ イーター電機工業は、変換効率96.5%を実現した高効率のDC-DCコンバータ「ETFシリーズ・300W出力タイプ」を開発し、2万6800円でサンプル出荷を開始した。今年度5千台の生産を見込む。 新製品は、米国・テスラコ社/チューク博士の特許回路を用いて開発したもの。エアギャップによる磁気損失をなくすために、チョークコイルとトランスを一体化しているのが大きな特徴。すでに販売している出力容量100ワット品94.5%の変換効率を実現しているが、低電圧、大電流化に伴い、変換効率が高まることから、今回の300ワット品は、さらなる高効率を達成した。これによって、空冷用DCファンを必要としない。 現在のパワーモジュールは、実装用回路基板、ヒートシンク、ファン、ファン電源、停止回路などが必要だったが、新製品の場合は、高効率を実現しているため、ファンが不要になり、信頼性の向上、低騒音化、低価格化ができるメリットがある。 さらに、従来の電源に比べて省エネ効果も大きい。 仕様は、入力電圧が200-400ボルト。出力電圧は3.3、5、12、15、24ボルト。 大型LED表示器、航空機内の座席用ディスプレイをはじめ、コージェネレーション機器、ハイブリッドカーなどの自動車用といった幅広い産業分野での用途開発を展開していく。 |
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