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ノイズ対策用世界最小のチップコモンモードチョークコイル  村田製作所は、世界最小のチップコモンモードチョークコイル「DLPONSシリーズ」を開発し、5月から月産300万個で量産を開始する。 0.85×0.65×0.45ミリの世界最小サイズを実現した。電極間ピッチ0.5ミリ。重さも約１ミリグラムと軽く、高速差動伝送ラインのノイズ対策用として携帯電話、DSC、PDA、ノートPCなどの小型携帯機器の高密度実装化に応える。 コイル間の結合係数0.98以上とし、信号波形なまりの原因となる信号通過帯域でのノーマルモードインピーダンスを低く抑えた。入力信号の反射を抑えるために伝送線路の特性インピーダンスとの整合を図り、高速信号波形に影響を与えることなく、コモンモードノイズだけを効果的に除去できる。 コモンモードインピーダンス67/90/120Ω（100メガヘルツ）の３品種をラインアップし、アプリケーションに応じた幅広い選択が可能。RoHS指令での規制対象物質を使用していない。 3品種いずれも定格電圧5V、絶縁抵抗100メガオーム以上、使用温度範囲マイナス40-プラス85℃。コモンモードインピーダンス67オーム品（定格電流100ミリアンペア、直流抵抗2.5オーム）/90オーム品（90ミリアンペア、3.0Ω）/120オーム品（80ミリアンペア、4.5オーム）。 |
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