電波プロダクトニュース
050406_01
高い変位量を有するカーナビ用フローティングコネクタ ケルはこのほど、0.5ミリピッチながら、業界最高クラスの変位量(XY方向±0.5ミリメートル)を有するフローティングコネクタ「DYシリーズ」(スタック実装タイプ)を開発、販売開始した。同社では今回の新製品投入を機に、カーナビ市場への参入を目指す。 新製品は、カーナビなどで求められるフローティングコネクタの次世代コネクションとして開発したもの。カーナビでは、振動や2個使いの位置決め、組み立てなどを理由に、フローティングコネクタが要求され、狭ピッチかつフローティング量の増大が求められていた。新製品は、こうしたニーズに対応し、機器の小型化に貢献する。 極数は100極、140極を揃え、順次60、80、120極品を追加予定。スタック高さは5ミリを用意、以降、6-9ミリを展開する。 今開発品は、スタック実装タイプ。垂直実装タイプも含め、幅広いバリエーション展開を計画中。フローティング側コネクタは、位置決めボスの有無を選択可能。相手側コネクタは、自動実装時の吸着面を確保。同コネクタは、接触部(可動側)とハンダ付け部(固定側)の2パーツで構成、コンタクトでつないだ形。接触部側が可動した時、ハンダ付け部に付加が加わるが、インシュレータ両端に固定金具を付け、付加を軽減した。SMT対応。メッキは、鉛フリー対応。用途は、カーナビ、事務機、産業機器など。 |
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