電波プロダクトニュース
050406_02
消費電力と実装面積を30%低減した低コストのADSL2+チップセット 独インフィニオンテクノロジーズはこのほど、業界最高の集積度と、最低の消費電力を備えたADSL2+チップセット「GEMINAX PRO」を発表した。サンプル供給は5月。サンプルの参考価格は、1チャンネル当たり6ドル。量産は、第3四半期に開始する予定。 このチップセットは、16チャンネルADSL2+デジタルフロントエンド(DFE)「GEMINAX-D16 PRO」と、低電力D級回線ドライバを内蔵した4チャンネルアナログフロントエンド(AFE)「GEMINAX-AL4 PRO」で構成されている。 搭載システムは、16本のフルレートADSL2+チャンネルを設定するのに、デバイスを5個しか必要とせず、ほかのチップセットと比較して消費電力、実装面積、システムの全体コストを最大30%低減できる。 このため、電力、面積、バッテリバックアップなどの厳しい制約のあるリモートユニットでは、このチップセットを使うことによって、運用コストの大幅な削減が図れる。 また、このチップセットは、局舎のDSLAM(DSLアクセス多重)、DLC(デジタルルーフキャリア)、MSAP(マルチサービスアクセスプラットフォーム)などの高密度システム用に設計されている。 パッケージは、GEMINAX-D16 PROがPG-LBGA-484(23×23ミリメートル)、同AL4 PROがPG-BGA-192(13×13ミリメートル)で供給される。 |
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