電波プロダクトニュース
050324_02
バッテリーの安全性を識別するバッテリー・マネージメントIC 日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)はこのほど、安全に使用できない可能性があるバッテリーや、使用が認められていないバッテリーを容易に識別するためのバッテリー・マネジメントIC「bq26150」を発表した。現在、サンプル出荷中で価格は1.15ドル(一千個受注時単価)。量産出荷は今年第2四半期の予定。 新製品は、各種バッテリーパック内に組み込まれ、ホストシステムのマイクロコントローラーまたはアプリケーションプロセッサーと通信する。データは、内部の不揮発性メモリーに安全に記録され、バッテリー・パックから返信されるデータが合致した場合のみ、システムはこのバッテリーパックを使用して正常な動作を実行する。また、この製品はTIの一連のバッテリー・パック・セキュリティ製品の中で初のバッテリー・マネジメントICで、CRC(周期冗長検査)アーキテクチャーをもとに一意的な識別情報とランダムな変数を組み合わせて重要なセキュリティデータを作製する。 主な用途は、携帯電話、PDA、デジタルカメラ、ノートPC、その他のポータブルアプリケーションなど。 同社が次に発表を予定しているバッテリー・セキュリティICはNSA(米国国家安全保障局)が開発したSHA-1/HMAC暗号化アーキテクチャーを使用する。 |
|
全新製品情報
|
一般電子部品:製品別リスト
|
|
電子デバイス:製品別リスト
|
電子デバイス:用途別リスト|
| ホームページへ戻る
| 次データへ
|