電波プロダクトニュース
050316_03
コンバーターなど各種機能を集積化したカメラ付携帯電話用レンズドライバーIC 米アナログデバイセズ社(ADI)は、15日(現地時間)、携帯電話のカメラ向けレンズドライバーIC「AD5398」を製品化、サンプル出荷開始を発表、この分野に本格的に進出する。同社は、デジタル・スチール・カメラ(DSC)用ICでは高い販売実績を持っており、さらに今後大きな需要の伸びが見込まれるカメラ付き携帯電話市場でもシェアアップを狙おうというもの。 新製品は、同社の“iCOMS-EO13X、BCDMOS”プロセス技術によりコンバーター、ドライバー・アンプ、レギュレーターなど必要な機能を集積化したIC。オートフォーカス、光学ズームおよび画像安定化アプリケーション向けに業界で最も小型、低コスト化を実現したのが特徴。 駆動用モーターとしては、ボード面積が小さく、電力効率のいいVCM(ボイス・コイル・モーター)をターゲットとしている。 異なるアーキテクチャーを用いる個別素子ソリューションに比べサイズは4分の1、コストは2分の1、部品点数は8分の1という。 AD5398は、8ピンの小型(8×8ミリメートル)のLFCSP(リードフレーム・チップスケール・パッケージ)で供給。 価格は、1ドル以下(大量受注時)。 |
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